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by laboratory2003621
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白熱する電球論争といっても、多分、実は誰もそんなに議論はしていないと思う。僕が勝手に言っているだけかも
某メーカーが120年にわたってつくり続けてきた白熱電球の製造を中止したと聞いて、何だかとても残念な気持ちになった。それが時代の流れだとか、古いものが新しい技術に淘汰されるのは当然だ、と当たり前のように受け止めて良いものだろうか。保守的だと思われようが、古くさい人間だと言われようが、それを素直には受け入れられない気持ちが僕にはある。
白熱電球は、蛍光灯やLED照明よりも、消費電力に対して得られる照度は低いし寿命も短い。だから同じ照度を得るには、たくさんの白熱電球が必要になるし、フィラメントが切れてしまえばゴミになる。それは私もわかっている。でも大切なのは、同じ照度を得ることだけを基準にして評価することではないように思う。必要な明るさとは何か、どういった明るさが本当は必要なのか、ということの議論もなしに、効率の問題だけを重要視して、白熱電球をこの世から消し去ってしまうことははたして正しいのだろうか。
僕は蛍光灯もLED照明も必要だと思っているし、これからは主要な照明方法になるとも感じている。でも、白熱電球には別の良さがある。その良さの一つは空間を軟らかく照らし出すことだろう。それと同時に、ぼんやりとした陰をつくり出してくれることも見逃してはならないと思う。以前にも書いたが、明るさと陰影は対峙するものでありながら、互いに共存することで、空間を演出する大切な役割を担っている

by laboratory2003621 | 2012-02-24 18:49 | 趣味
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